目次
育てやすく、料理の名脇役。家庭菜園で手軽に始めよう、葉ネギの栽培！
葉ネギとは？
葉ネギは、細長い緑色の茎を食べる野菜で、薬味や料理の材料としてよく使われます。さわやかな辛味と香りが特徴です。家庭菜園でも簡単に育てることができて、一度育てると何度も収穫できるのが魅力です。植えた後も手間が少なく、初心者にもおすすめです。
葉ネギの特徴
- 学名: Allium fistulosum
- 外観: 細長い緑色の茎が特徴。根元が白くなることもあります。
- 味: さわやかな辛味と香りがあり、薬味や炒め物に使われます。
- 栄養: ビタミンK、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富です。
ハネギを育てよう！かんたんガイド
栽培カレンダー
育てるための準備
必要なもの
- 種または苗
- 野菜用の土（または耕した畑）
- 肥料（元肥と追肥）
元肥（もとごえ）
植え付けや種まきの前に土に混ぜる肥料です。有機肥料や化成肥料を使うと便利です。
追肥（ついひ）
育てている途中で追加する肥料です。株の周りに少量まいて、軽く土と混ぜます。 - 苗トレイまたは育苗箱（種から育てる場合）
種をまいて苗を育てるためのトレイや箱があると便利です。セルと呼ばれる小さな穴がたくさんついたトレイを使うと、苗を1つずつ分けて育てることができます。 - プランターまたは畑
- スコップ
- じょうろまたはホース
- マルチシート（あれば便利）
- 作業用手袋
葉ネギを育てるときのポイント
- 土の準備をしっかりと！
ハネギは、湿気が多すぎる場所や酸性の土が苦手です。
植える前に苦土石灰（くどせっかい）や堆肥（たいひ）を混ぜて、栄養たっぷりで水はけの良い土を作りましょう。 - 株ごとまとめて植えよう！
ハネギは、1か所に5～7本ずつまとめて植えるのがポイントです。株間（かぶと株の間）は12～25cmあけて植えましょう。間隔を広めにすることで、ネギがしっかり太く育ちます。 - 収穫は何度でも楽しめる！
ネギを収穫するときは、少し根元を残して切るようにします。残った部分からまた新しい芽が出てくるので、繰り返し収穫を楽しむことができます！たくさん収穫したら、清水や液体肥料を与えるとさらに元気に育ちます。
葉ネギの育て方の手順
育てる時期
- 種まき: 2月～3月、9月～10月
- 植え付け: 4月～6月、10月～11月
- 収穫: 4月～12月（ほぼ一年中収穫可能！）
育て方ステップ
１．苗づくり
- 苗を作るには、深さ1cm、間隔15cmくらいで種をまきます。
- 土を軽くかぶせて、芽が出るのを待ちましょう（発芽は5～6日程度）。
- 苗が10～15cmくらいに成長したら、畑やプランターに植え替えます。
２．植え付けと管理
- 苗を1か所に5～7本まとめて植えます。
- 株と株の間は12～25cmあけてください。これで、ハネギが風通しよく育ちます。
- 土寄せ（根元に土を寄せること）をすると、根が丈夫になり成長が良くなります。
３．肥料と水やり
- 植え付け後、1か月たったら追肥を行います。化成肥料や苦土石灰を使って栄養を追加しましょう。
- 土が乾いたらたっぷり水をあげますが、水のやりすぎには注意！湿りすぎると根腐れの原因になります。
４．収穫
- 根元を数センチ残して切ることで、新しい芽が出てきます。これを繰り返すと、何度でも収穫できます！
- 九条ネギ（青ネギ）の場合は、青い部分を薬味や炒め物に使いましょう。
- 細い茎や葉もスープや鍋料理のアクセントにぴったりです。
育てるときのコツ
- 土の状態に注意！
湿気が多すぎないように、排水の良い土を使いましょう。プランターの場合は、底に穴があるものを使うと安心です。 - 根元を残して収穫！
ネギの根元を少し残すことで、何度でも収穫が可能になります。 - 肥料を適度に与える！
肥料を与えすぎるとネギが細くなることがあります。量を守って、元気に育てましょう。
まとめ
ハネギは育てやすく、料理にも大活躍する野菜です。一度育てると繰り返し収穫ができるので、家庭菜園を楽しむのにぴったり！育てるのが簡単で収穫の喜びも大きいので、おすすめです。自分で育てたハネギを使って、料理の腕も上げてみましょう！
葉ネギのレシピ
- 薬味: 刻んでうどんやそば、冷奴などの薬味として使います。
- 炒め物: 肉や野菜と一緒に炒めて、香りと風味を楽しみます。
- サラダ: 細かく刻んでサラダに加えると、彩りと味のアクセントになります。
葉ネギは栽培が簡単で、料理にも手軽に使える便利な野菜です。ぜひ育てて、いろいろな料理で楽しんでみてくださいね！
